sonar2csv

sonar2csvとは

sonar2csvはSONARQUBE Software WebAPIからメトリクスデータをCSV形式で取得するコマンドラインツールです.

事前準備

事前にメトリクスを収集したいプロジェクトのソースコードに対して、SONARQUBE Software v6.2による解析を行ってください.
SONARQUBE Softwareでのメトリクス収集方法は 付録: SonarQube起動方法 を参照してください.

インストール

sonar2csvの実行ファイルと、それと同じディレクトリにtoml形式の設定ファイルを用意します.
sonar2csvは下記コマンドによりインストールできます(要 Go(>=1.8)).

go get -u github.com/FujitsuLaboratories/COMEVIZZ/sonar2csv

config.toml

config.tomlにはSONARQUBE Softwareの接続情報を下記の設定内容を記述します。

[sonarqube]
  url = "http://localhost:9000"  # 稼働中のSONARQUBE Software ホストIP
  resource = "063285ca8e14"      # CSVとして収集する対象のSONARQUBE Software のリソースID
  metrics = [                    # 収集するSONARQUBE Software のメトリクスKey
    "lines",
    "bugs",
    "violations"
  ]

metricsに指定するSONARQUBE SoftwareのメトリクスKey名はSONARQUBE Software WebAPIの GET api/metrics/search から確認出来ます.

使用方法

sonar2csvコマンドを実行すると,config.tomlに記述したメトリクス情報をoutput.csvファイルとして出力します.
toml設定ファイルパスは-config [path]で指定できます.
出力ファイルパスは-output [path]で指定できます.

sonar2csv -h

  -config string
        config file path (default "config.toml")
  -merge string
        csv file path for merging if you like (default "origin.csv")
  -output string
        output file path (default "output.csv")

既にメトリクスCSVファイルが存在する場合,既存のメトリクスCSVファイルとマージすることもできます.
マージする場合、元のメトリクスCSVファイルをorigin.csvという名前でsonar2csv実行ディレクトリに配置するか,-merge [path]オプションでメトリクスCSVファイルを指定してsonar2csvコマンドを実行することにより,マージされたCSVファイルを出力することもできます.

付録:SONARQUBE Software起動方法

 SONARQUBE Software Server

SONARQUBE Softwareサーバーを起動します.
手順については公式サイトを参考にしてください.

Dockerを使用できる場合、SONARQUBE Software公式のDokcerイメージを利用すると便利です. library/sonarqube - Docker Hub

SonarQube Scanner

SONARQUBE Softwareで解析を行うためのサポートツールである SonarQube Scanner© を利用して、ソースコードの解析を実施します. MavenやJenkinsからもSONARQUBE Softwareの解析を行えるため、既にSONARQUBE Softwareでの解析を行うことができている場合は SonarQube Scanner を使用する必要はありません. Analyzing Source Code - Scanners - SonarQube

SonarQube Scannerの使い方については下記を参照してください.

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